上品で華やかなのに、飾る場所を選ばない

まるで蝶が並んでとまっているように見える胡蝶蘭は、上品な静けさの中に動きも感じさせる華やかな花です。花の周りに葉がないことから余白が楽しめる花でもあり、華やかではあってもくどくはないので、ビジネスシーンで好まれるのです。

また、胡蝶蘭はお祝い以外にお見舞いなどでも使われます。飾る場所や状況を選ばないことも、好まれる理由のひとつです。

胡蝶蘭は香りが少なく花粉もつかない

白くて華やかな花にはユリやカラーがありますが、いずれも衣類や商品などに花粉がつかないようにするために飾る場所に配慮したり、おしべを切るなどの処理をしたりすることが必要です。これらに比べると、胡蝶蘭は花粉が空気中に舞ったり、服に付いたり、処理する事も必要ないので気にせずに飾れます。

胡蝶蘭は手入れが簡単で長持ちする

胡蝶蘭は鉢植えで贈る場合が多いですが、週に1回程度の水やりで十分な植物です。空調の状態や置く場所にもよりますが、花は1～2ヵ月咲いているので、切り花に比べるとかなり長く楽しめます。

とはいえ、水のやりすぎに気をつけたり、空調の風の当たるところに置かないなどの配慮をしたりすることは必要です。

季節を問わず流通があり価格の変動が少ない

贈り物などへの需要の高い胡蝶蘭は、頑丈なハウスなどで一年中温室栽培されています。そのため、旬に左右されることなく、需要に応じた生産・出荷が可能です。高価ではありますが、他の花に比べると価格の変動が少ないのが特徴です。

胡蝶蘭は縁起のよい花

胡蝶蘭は蝶に似た形をしていることから、「幸せを運んでくる」「幸福が飛んでくる」などの花言葉を持つ花です。胡蝶蘭を贈ることで、お祝いを伝えたり成功を願う気持ちを伝えたりできます。さらに、鉢植えの胡蝶蘭を贈ることで、「幸せが根付く」「商売や事業が根付く」などの意味も持つのです。

また、色も白だけでなく、ピンクや黄色などがあり、白は「新しい始まり」、ピンクは「優しい」、黄色は「商売繁盛」の意味があるので、場面によって使い分けられます。

お祝いや応援の気持ちを胡蝶蘭に託して贈る

お祝いの場面で花を贈られることで、その人や組織に応援してもらっていることを実感できるものです。開業祝いや移転祝い、就任式などに胡蝶蘭がたくさん飾ってあると、人脈が多いことが目に見えてわかります。自分の職場への期待が高いことを再確認して、スタッフ一同も「がんばろう」と思えるかもしれません。

洋蘭の美翔の胡蝶蘭は、全国でもトップクラスの花の大きさと美しさ、そして花持ちのよさを誇っております。ビジネスシーンのお祝いギフトとして胡蝶蘭を贈るなら、洋蘭の美翔までご相談ください。

日本における胡蝶蘭の歴史と文化

胡蝶蘭が日本に初めて伝来したのは明治時代と言われています。当時、イギリスから輸入された貴重な花であり、寒冷な日本の気候では栽培が難しかったため、上流階級向けの高級花として扱われていました。その後、農業技術の進歩と温室の普及により、日本国内での胡蝶蘭栽培が可能になりました。1980年代以降は品種改良も盛んに行われ、花色や花形が豊富になり、価格も徐々に下がっていきました。

近年では、胡蝶蘭が長持ちすることや、花言葉が縁起が良いことから、お祝い事の贈答品として広く利用されています。特に開店祝いや開業祝い、新築祝いなどの法人向けギフトの定番です。胡蝶蘭の花言葉は、「幸福が飛んでくる」「純潔」「あなたを愛しています」など、いずれもポジティブな意味合いを持っています。また、蝶は「長寿」や「不滅」の象徴とされているため、胡蝶蘭は縁起の良い花としても親しまれています。

胡蝶蘭の贈り物としての魅力

胡蝶蘭は、華やかで美しい花姿だけでなく、以下のような魅力も持ち合わせています。

• 適切な管理をすれば、数ヶ月間咲き続ける
• 水やりや肥料など、日常的な手入れが簡単
• 香りが少なく花粉が出ない
• 季節を問わず手に入る
• 価格帯が幅広い